院長あいさつ
2022年1月1日に、膳所前院長の後任として院長を拝命した林秀一郎でございます。
膳所先生と同様にご芳情賜りますようお願い申し上げます。
当院の最大の特徴は、最新の設備・医療機器を取り入れ、充実した医師・医療スタッフのもとで先進的な医療を実施する体制をとっています。
同時に、患者さんの全身を診て、個々の患者さんに適した全人的医療を提供することをモットーとしています。
今後も、当院が常に高度な医療を提供し続けることができますように、職員一人一人がさらなる努力を重ねていきたいと思います。
また、当法人の老健施設さくらハウスぜぜを含めた様々な施設と連携をとり、地域密着病院として皆様が安心して受診できる病院になるよう今一層努めて参ります。
何卒宜しくお願い申し上げます。
院長 林 秀一郎
基本理念
患者さま第一主義で心のこもった医療を提供します。
当院全ての職員が、医療人の職責の重大性を認識し、医療を受ける人々の信頼を得られる医療を提供することを目的として、病院の理念に基づき、質の高い医療を提供します。その為に必要な医療従事者としての尊厳と責任を自覚し、知識と技術の習得や人格を高めるべく自己研鑽に日々努めます。更に他の医療機関や地域・福祉とも連携を図り、公共性を重んじ、医療を通じて地域や社会の発展にも尽くしていきます。
病院概要
| 病院名 | 医療法人 慈善会 膳所病院 |
|---|---|
| 所在地 |
〒870-0026 大分県大分市金池町1丁目9番38号 |
| 連絡先 |
TEL: 097-534-0035 FAX: 097-533-1733 |
| 診療科目 | 胃腸科・肛門外科・泌尿器科・糖尿病内科・内視鏡外科・内科・外科・整形外科・消化器外科・リハビリテーション科 |
| 病床数 |
一般病床 34床 地域包括ケア病床 10床 特殊疾患病床 4床 合計 48床 |
| 医療設備 |
マルチスライスCT(16列) 電子内視鏡(NBI、拡大内視鏡) 腎尿管結石破砕装置(ドルニエ社製) 超音波診断装置(腹部、乳腺、心臓、血管) レントゲンテレビ撮影装置、一般撮影デジタル撮影診断装置 手術室:腹腔鏡下手術機器、麻酔機器、監視装置、回復室 X線骨密度測定装置 |
関連医療機関
身体的拘束最小化のための指針
1. 基本理念
当院は、患者の人権と尊厳を尊重し、安全で質の高い医療を提供することを基本理念としています。
身体的拘束は、患者の身体の自由を制限する行為であり、身体的・精神的苦痛をもたらすだけでなく、患者の尊厳や生活の質に影響を及ぼす可能性があります。
当院では、患者の尊厳と権利を尊重し、身体的拘束を行わない医療の実現を目指します。
患者の安全確保を図りながら、身体的拘束に頼らない医療・看護を推進し、医師、看護師、その他の医療従事者が連携して、身体的拘束の最小化に組織的に取り組みます。
2. 基本方針
当院は、身体的拘束の最小化に向け、以下の方針に基づいて取り組みます。
(1) 身体的拘束の原則禁止
患者の行動を制限する身体的拘束は原則として行いません。患者の生命または身体を保護するために緊急やむを得ない場合を除き、身体的拘束を実施しないことを基本とします。
(2) 患者の尊厳と権利の尊重
患者の意思や希望を尊重し、病状、身体状況、認知機能、生活背景等を考慮した個別的な医療・看護を提供します。
(3) 身体的拘束を行わないための取り組み
身体的拘束が必要と考えられる状況においても、その原因や背景を十分に検討し、環境調整、適切な観察、苦痛や不安の軽減、治療方法の見直し等、代替となる方法を優先して検討します。
(4) 医療安全の確保
転倒・転落、治療に必要な医療機器やチューブ類の自己抜去等のリスクを評価し、患者の安全と行動の自由の両立を目指します。
(5) 組織的な対応
身体的拘束最小化チームおよび関係委員会等を通じて、身体的拘束の実施状況を把握・分析し、具体的な改善策を検討します。
(6) 職員の知識・意識の向上
身体的拘束に関する職員研修を定期的に実施し、適切な判断と実践につなげます。
3. 身体的拘束を行う場合の三要件
身体的拘束は原則として行わないことを基本とします。ただし、患者本人または他の患者等の生命・身体を保護するため、緊急やむを得ない場合には、以下の三要件をすべて満たしていることを慎重に確認し、必要最小限の範囲で実施します。
(1) 切迫性
患者本人または他の患者等の生命または身体が危険にさらされる可能性が著しく高いこと。
(2) 非代替性
身体的拘束を行う以外に、危険を回避するための方法がないこと。
(3) 一時性
身体的拘束が一時的なものであり、必要最小限の期間に限られていること。
三要件を満たすかどうかは、患者の状態や危険性を踏まえて慎重に判断し、医療チームで情報を共有します。
身体的拘束を実施する場合は、その理由、方法、実施時間、患者の心身の状態等を適切に記録し、患者本人や家族等に対して、必要性や方法について可能な限り説明します。
実施中は患者の状態を継続的に観察し、身体的拘束の継続が必要かどうかを定期的に評価します。必要性がなくなった場合は、速やかに解除します。
4. 身体的拘束最小化に向けた委員会・チームの取り組み
当院では、身体的拘束の最小化を組織的に推進するため、関係委員会および身体的拘束最小化チーム等を設置し、多職種が連携して取り組みます。
主な取り組みは以下のとおりです。
- (1) 身体的拘束の実施状況の把握および分析
- (2) 身体的拘束を行う患者の状況や実施理由の検討
- (3) 身体的拘束の必要性の評価および解除に向けた検討
- (4) 身体的拘束を行わないための代替方法や具体的な改善策の検討
- (5) 身体的拘束最小化に関する指針の整備および見直し
- (6) 職員研修の企画・実施および研修内容の評価
- (7) 委員会・チームでの検討内容の職員への周知
- (8) 身体的拘束の最小化に向けた取り組みの評価と継続的な改善
医師、看護師、その他の医療従事者が連携し、患者の状態や治療内容に応じた適切な対応を検討します。
5. 身体的拘束最小化のための職員研修
当院では、すべての職員が身体的拘束に関する正しい知識を身につけ、患者の尊厳を尊重した医療・看護を実践できるよう、定期的に職員研修を実施します。
研修では、以下の内容を取り扱います。
- (1) 身体的拘束に関する基本的な考え方および関係法令・制度
- (2) 身体的拘束が患者の身体的・精神的側面に及ぼす影響
- (3) 身体的拘束に該当する行為と適切な判断方法
- (4) 三要件(切迫性・非代替性・一時性)の理解
- (5) 身体的拘束を行わないための代替方法と具体的な実践
- (6) 転倒・転落、医療機器やチューブ類の自己抜去等に対する予防策
- (7) 認知機能の低下、せん妄、不安、疼痛等のある患者への対応
- (8) 身体的拘束を実施する場合の手続き、説明、観察、記録および解除の判断
- (9) 事例検討を通じた対応方法の振り返りと改善
研修は、医師、看護師、その他の医療従事者を対象として定期的に実施し、新規採用職員に対しても必要な教育を行います。
研修の実施状況を記録し、職員の知識・意識の向上と実践への反映を確認しながら、身体的拘束の最小化に努めます。
6. 身体的拘束を行わないための日常的な取り組み
当院では、身体的拘束に頼らない医療・看護を実現するため、以下の取り組みを推進します。
- ・患者の病状、身体状況、認知機能、心理状態等を適切に評価します。
- ・患者の不安、苦痛、疼痛、せん妄等の原因を把握し、その軽減に努めます。
- ・患者にとって安全で安心できる療養環境を整備します。
- ・適切な見守りや声かけを行い、患者の意思や行動を尊重します。
- ・転倒・転落や医療機器の自己抜去等のリスクに対して、身体的拘束以外の方法を検討します。
- ・医師、看護師、薬剤師、リハビリテーション職員等の多職種間で情報を共有し、患者の状態に応じた支援を行います。
- ・身体的拘束の必要性について継続的に評価し、解除に向けた取り組みを行います。
7. 患者・家族等への説明と対応
当院では、身体的拘束の最小化に向けた取り組みについて、患者および家族等にわかりやすく説明し、理解と協力を得られるよう努めます。
身体的拘束に関する相談や意見については真摯に受け止め、適切に対応します。
患者の安全確保と尊厳の保持を両立できるよう、患者本人や家族等の意向にも配慮しながら、より適切な医療・看護の提供に努めます。
8. 指針の閲覧について
本指針は、患者および家族等がいつでも閲覧できるよう、院内に備え置くとともに、当院のホームページに掲載します。
9. 指針の見直し
本指針は、関係法令・診療報酬制度等の改正、院内の取り組み状況、委員会等での検討結果を踏まえ、必要に応じて見直しを行います。
当院は、患者の人権と尊厳を尊重し、安全で安心できる医療を提供するため、身体的拘束の最小化に向けた取り組みを継続的に推進します。
